管理番号 | 新品 :25447631 | 発売日 | 2024/05/18 | 定価 | 21,000円 | 型番 | 25447631 | ||
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【製品について】 技術屋集団として高く評価されていた、ドイツ Feho 社の本格的なシアター用スピーカー、Fefodux / 12。ラウンド径30.5cmと大型のアルニコ・フルレンジです。(Fefoduxはアルニコ・マグネットの時代から、フェライト・マグネットの時代まで、比較的長い期間製造されていましたが、出品のユニットは、アルニコ時代、1950年代初めから中頃の製品と思われます。) Fehodynは民生用としても使われていたことから、市場などでも比較的見かけますが 、Fefodux は専らシアターなどプロ用として使われていたことから、見かけることもあまりない、かなりレアな製品だと思います。1本、モノラル用としての出品です。 作りは大変しっかりしており、画像からもわかりますように、フレームもFehodynに較べ、かなり肉厚の素材が使われ、がっしりとした印象を受けます。また、マグネットについても、かなり強力な筒形のアルニコ・マグネットを背負っています。 音質的には、やはり、12インチならでは。スケールの大きさが印象的です。低域もよく伸びており、高域もサブコーンが効いてかなり伸びておりますので、モノラルでもオーケストラの響きを堪能できます。(当時のFeho社のカタログによるとFo.が50Hz。再生帯域は30~12,000Hzとなっています。)低域の質としては、ジャーマン・ビンテージらしく、軽やかでいて量感が感じられます。また、モノラル時代にシアターとして開発されたユニットらしく、響きの強さと豊かさが感じられます。さらには、音の質そのものもFehoらしく刺激成分の少ないナチュラルな響きです。時代を考えると、さすが技術屋集団Fehoのフラッグ・シップ・ユニットといったところです。 ラウンド径305mm。取り付け穴は、直径およそ290mmの円周上に、等間隔で3点設けられています。 ジャーマン・ビンテージの音楽を愛好される方、とりわけモノラル再生を愛好される方には、特にお薦めの逸品となると思います。(Fehoはジャーマン・ビンテージの世界で優れたユニットを世に送り出していますが、その企業規模から、生産量が少なく、現在でも比較的レアなユニットとなっています。) 【商品の状態について】 △ メイン・コーンは所々に多少膨らみが見られますが、音質に影響するようなレベルではありませんので、時代を考えると許容範囲だと思います。この点以外は、コーン紙やエッジに特にこれといった傷は見られません △ サブ・コーンには、残念ながら、幾つかの皺のようなものが見受けられません。ただ真円そのものに変形は認められませんので、音質そのものへの影響は少ないと思います。(サブ・コーンをアップした画像を画像6に掲載してありますので、確認願います。) 〇 公称インピーダンスは5Ωになります。(管球アンプでは、4Ωの扱いでよいと思います。)。 【その他】 発送はヤマト宅急便1ケ口、送料着払いでお願いします。 ジャンク品としての出品ではありませんので、輸送中の何らかのトラブルで、製品としての機能に問題があったり、状態が説明と著しく異なったりした場合、2週間以内に、その旨ご連絡いただければ、返品は受け付けます。 なお、同時に、趣味の音響製品を何点か出品しておりますので、よろしかったら、そちらもご覧ください。